お金のタイプ4つ:貯める派、楽しむ派、計画派、分かち合う派
同じ収入でも、お金に対する感じ方はまったく違うことがあります。その違いの多くは、お金のタイプで説明できます。
更新日 2026-11-04 · 約3分で読めます · TraitMix編集部
お金の習慣はどこから来る?
お金の心理学ではマネースクリプトという言葉がよく使われます。子どものころに吸収した、言葉にされないお金についての思いこみのことです。「お金はなかなか手に入らない」「自分のために使うのはわがまま」「お金は使うためにある」。こうした思いこみは、言われたことより、家で見てきた姿から来ることがほとんどです。そして、予算や金利のことを考えるずっと前から、毎日の選択を左右しています。

性格も関係しています。誠実性が高い人は貯蓄が多く、先のことまで計画する傾向があり、開放性や外向性が高い人は、お金のかかる新しい体験にひかれることが多いとされます。
TraitMixの4つのお金のタイプ
貯める派
残高が増えていくときにいちばん安心します。使いすぎることはめったになく、ピンチにも動じにくいタイプです。落とし穴:十分に余裕があるのにお金を楽しめなかったり、人がお金を使うと不安になったりします。試したいこと:毎月、罪悪感なしで使っていい小さな金額を決めて、本当に使ってみる。
楽しむ派
お金を、今を豊かに生きるための手段と考えます。おいしいもの、旅行、ライブ、居心地のいい部屋。気前がよく、一緒にいて楽しい人が多いです。落とし穴:貯蓄が後回しになりやすく、急な大きい出費に弱いところがあります。試したいこと:給料日に先取り貯金を自動化し、残りで楽しむ。
計画派
支出を記録し、値段をくらべ、お金がどこに行ったかを把握するのが好きです。家計簿をつけるのはたいていこのタイプです。落とし穴:管理しすぎて周りが監視されているように感じたり、調べすぎて良い判断を先延ばしにしたりします。試したいこと:「この金額以下はくらべない」といった「これで十分」ルールを決める。
分かち合う派
友だちにごちそうしたり、家族を助けたり、寄付をしたりするのが好きです。お金は気持ちを表す方法です。お祝いやお土産も欠かしません。落とし穴:自分の目標をおろそかにしたり、当たり前のように思われていると感じたりします。試したいこと:1年間の「分かち合い予算」を決めて、気前のよさを消耗ではなく計画の一部にする。
ほとんどの人は混ざっています
お金のタイプ診断の結果は、4つすべてをプロフィールとして表示します。よくある組み合わせは、貯める派+計画派(安定していて堅実、ときにかたくな)、楽しむ派+分かち合う派(温かく気前がいい、ときに月末が苦しい)などです。自分の組み合わせがわかれば、どの習慣から手をつけるか選びやすくなります。
関係のなかのお金のタイプ
違うタイプはお互いのバランスをとることができます。計画派と楽しむ派が組めば、本当の楽しみが入った予算を立てられます。問題になるのは、それぞれのスタイルを好みではなく性格の欠点と見てしまうときです。お金のことでケンカしたくないカップルへで、話し合い方を順を追って紹介しています。
かんたんなワーク
- 育つなかで身についたお金のルールを三つ書き出してみましょう。言われたことでも、見て覚えたことでもかまいません。
- そのうち今も守っているものに印をつけます。
- それぞれについて、「このルールは今の自分の役に立っている?」と問いかけます。
- 役立つものは残し、役立たないルールを一つ選んで、1か月だけ試しに変えてみましょう。
お金のタイプは価値観と深く結びついています。人生の価値観診断で安定や楽しみが1位だったなら、お金の使い方にもそれが表れているはずです。
この記事は態度や習慣についてのもので、資産運用の助言ではありません。
よくある質問
お金のタイプは変わりますか?
変わります。収入の変化、大きなライフイベント、意識的な習慣づくりは、どれもお金との向き合い方を変えることがあります。
いちばんいいお金のタイプは?
ありません。どのタイプにも強みと落とし穴があります。目指すのは別のタイプになることではなく、気づいてバランスをとることです。
こつこつ貯めては、いきなり大きく使ってしまいます。
貯める派と楽しむ派の両方の傾向をもつ人は多いです。お楽しみ予算をあらかじめ計画しておくと、その振れ幅が小さくなります。