自分の大切な価値観の見つけ方:ステップ別ワーク
価値観は、人生の大きな選択の裏にある静かな理由です。わかっていれば難しい決断が楽になり、周りの人もあなたを理解しやすくなります。
更新日 2026-11-04 · 約3分で読めます · TraitMix編集部
なぜわざわざ見つけるの?
仕事や人間関係、何かの決断を前に行き詰まりを感じるとき、その原因は、自分がしていることと自分がいちばん大切にしていることのずれであることがよくあります。価値観をはっきりさせると、羅針盤が手に入ります。そして、自分の選択を人に説明する言葉も手に入ります。「今は家族とのつながりのほうが大切なので、昇進は見送ります」と言えるほうが、もやもやした違和感を抱えているよりずっと明確です。

価値観、目標、性格は別のもの
- 価値観は、自分にとって大切なもの。安定、自由、達成、つながり、楽しみ、意義。
- 目標は、具体的な結果。マイホーム購入、フルマラソン完走。目標は達成できますが、価値観に終わりはありません。
- 性格は、ふるまいの傾向。人見知りの人がつながりをとても大切にすることもあれば、社交的な人が一人の時間と自由を大切にすることもあります。
ステップ1:輝いていた瞬間を思い出す
これまでの人生で、いちばん生き生きしていた、誇らしかった、穏やかだったと感じた瞬間を三つ思い浮かべてください。それぞれについて数行ずつ書いてみましょう。何が起きていたか、誰がいたか、何がそんなによかったのか。そして、どんな価値が満たされていたのかを考えます。大きなプロジェクトを任されたときなら達成、古い友人たちとの長い夕食ならつながりかもしれません。
ステップ2:もやもやした瞬間を思い出す
今度は、腹が立った、閉じこめられた気がした、落ち着かなかったときを思い出してください。もやもやは、何かの価値がふさがれているサインであることがよくあります。細かく口を出す上司に息苦しさを感じたなら自由、予定が何度も崩れて悲しかったなら安定を指しているかもしれません。
ステップ3:しぼりこむ
出てきた価値をすべて書き出し、似たものをまとめましょう。三つから五つくらいに絞れたら理想です。選びにくいときは、「これを1年間あきらめなければならないとしたら、どれくらいつらい?」と自分に聞いてみてください。
人生の価値観診断を使えば、自分のリストを手早く確かめられます。2分で6つの人生の価値に順位をつけてくれるので、自分でふり返った結果とくらべてみましょう。
ステップ4:実際の決断に当てはめる
今かかえている決断を一つ選び、それぞれの選択肢を自分の上位の価値に照らして点数をつけてみましょう。達成とつながりのように、価値同士がぶつかることはよくありますが、それがふつうです。大切なのは、すべてを満たす選択肢を探すことではなく、今回はどの価値を先頭に立てるかを意識して選ぶことです。
ステップ5:価値観を小さな行動に
| 価値 | 週に一度できる小さな行動 |
|---|---|
| 安定 | 給料日に決まった金額を貯蓄用の口座に移す |
| 自由 | 何も予定を入れない午後を一つつくる |
| 達成 | 今週の具体的な目標を一つ決めて記録する |
| つながり | 大切な人に電話するか、会いに行く |
| 楽しみ | 新しいお店や料理、体験を一つ試す |
| 意義 | 誰かや何かの役に立つことに1時間使う |
人と分かち合おう
価値観は、周りの人が知っているときにいちばん力を発揮します。お互いの優先順位を理解しているカップルは、大きな決断を前にしてもケンカが少なくなります。話し合いの始め方は趣味より価値観が合うことが大切な理由をどうぞ。大きな変化があったあとには、リストを見直してください。価値観はよく変わるものです。人が時間とともにどう変わるかは、性格は変わるのか?にまとめています。
よくある質問
大切な価値観はいくつくらいがいいですか?
三つから五つが扱いやすい数です。それ以上になると、決断の道しるべになりにくくなります。
自分の価値観同士がぶつかります。
ふつうのことです。ほとんどの決断にはトレードオフがあります。この場面ではどの価値を先にするかを決め、もう一方も大切にできる方法を探しましょう。
価値観は時間がたつと変わりますか?
変わります。子どもが生まれた、健康上の危機があった、キャリアが変わった、といった出来事のあとによく変わります。